今年で3回目を迎える、山梨県富士吉田市を舞台に、伝統産業の継承および地域活性化を目的にテキスタイルと芸術が融合する国内唯一の布の芸術祭『FUJI TEXTILE WEEK 2023(フジテキスタイルウィーク)』が、11月23日(木・祝)開幕。『FUJI TEXTILE WEEK』は旧糸屋や工場跡地を舞台に作品を展示する「アート展」と伝統的な織物である甲斐絹(かいき)を様々な視点から読み解く「デザイン展」。さらに今年は、連携企画も充実しており、富士山の世界文化遺産登録10周年を機に、富士山ビュースポットを特別開放する「FUJI SKY ROOF(フジスカイルーフ)」やフォトコンテスト、アジアを中心に絶大な人気を誇る、台湾クリエイターCherng (チェン)氏の人気キャラクター「LAIMO(ライモ)」と西裏エリアとのコラボレーションしています。
スマホやSNSの台頭により、視覚において情報過多な現代。視認性を高め埋没しないために、企業ロゴや様々なデザインから華やかさが失われ、ありとあらゆる場面でモノトーンが増え、世界から色が消えていると言われています。しかし、目を凝らせば世界のあらゆるところに色はあふれており、美しさを感じることができる。今回の展覧会は人が識別できる最大数と言われている100万色の光彩色に彩られた、まるで桃源郷のような世界を五感でよろこぶイマーシブ体験です。
キース・ヘリングは「アートはみんなのために」という信念のもと、1980年代のニューヨークで地下鉄駅構内やストリート、つまり日常にアートを拡散させることで、混沌とする社会への強いメッセージを発信し、人類の未来と希望を子どもたちに託しました。本展は6メートルに及ぶ大型作品を含む約150点の作品を通してヘリングのアートを体感いただく貴重な機会です。社会に潜む暴力や不平等、HIV・エイズに対する偏見と支援不足に対して最後までアートで闘い続けたヘリングのアートは、時空を超えて現代社会に生きる人々の心を揺さぶることでしょう。
国内最大の宇宙センターである種子島宇宙センター内で、初めての「ライトフェスティバル」を開催します。種子島宇宙芸術祭2023のテーマは自然×宇宙×アートの融合です。種子島宇宙センターエリアと南種子町市街地エリア、浜田海水浴場エリアの3つのエリアで繰り広げられるのは、風景や自然環境が織り成す光のアートフェスティバルです。種子島宇宙芸術祭2023は、種子島の自然の美しさと宇宙センターの壮大な舞台で、光と影が織り成す美しいアート作品たちが夜空を彩ります。
大巻は、空間と時間を抽出して体感させるような壮大なインスタレーションはもとより、多くの人々と協働して場を変容させるアート・プロジェクトや舞台芸術にも、その優れた資質を発揮してきました。これまでのシリーズをかつてない規模に拡大した最新インスタレーションや、世界を揺るがせたパンデミックのさなかに始められた映像による新作は、私たちの身体と強く響き合います。大巻が創りあげる、現代の総合芸術をお楽しみください。
イベント情報はこちら📩press@ninjin.tw
コラボレーションのご相談はこちら📩info@ninjin.tw