いまや伝説のデザイナーとも言える倉俣史朗。発表当時、センセーショナルな話題となった飲食店や服飾店の店舗デザインを手がけ、また独創的な家具を発表しました。しかし、1991年、そのキャリアの絶頂のなかで突然亡くなります。享年56。その早すぎる死のために、デザイン界は宙吊りのまま置いておかれたと言ってもいいでしょう。そのため、倉俣の業績を検証する展覧会は多くありません。そして生前より日本よりもヨーロッパでの評価が高いということもありました。没後30年を超えて、今新たに、倉俣史朗の人と作品を検証し、その詩情あふれるデザインを読み直します。
国内外から約300組の独創的なアートブックを制作す る出版社、ギャラリー、アーティストらが集結し、作り手たちが本の魅力を伝えます。ゲストを招いてのトークショーや子ども向けのワークショップ、作家によるサイン会、ライブパフォーマンスなど多様なプログラムも展開し、進化を続けるアートブックのいまを体験いただける場の創出を目指します。
京都で唯一世界遺産の城である二条城にて春・秋の恒例イベントとなった本展。今秋は、ネイキッドと華道家元池坊とのコラボレーション作品による演出エリアを拡大し、日本の伝統文化である「いけばな」をアップデートします。さらに今年は、プロジェクションマッピングと連動して光るウェラブルアートが初登場。城と紅葉、ネイキッドのアートが広がる幻想的な世界の中で、来場者もその一部になれる参加型のアート体験です。
戦前から戦後にかけて「ほんとうの美しさ、豊かさ」を追求し、女性たちから圧倒的に支持された中原淳一の生誕111年を記念し、中原の手による『それいゆ』、『ひまわり』、『女の部屋』の表紙原画、スタイル画など雑誌の仕事に焦点を当てながら、絵画や人形など、中原が表現したことの全貌を紹介。
主に木と金属を素材に、実在するものから架空のものまで命あるものをモチーフに制作している大森暁生。その彫刻は、霊気を帯びているかのように神秘的で、今にも動き出しそうなほどリアルです。本展では、大学の卒業制作を含めた初期作品から始まり、熊本市動物愛護センターを取材し制作した意欲作、大森暁生の代表作の一つである家具とモチーフを合わせた木彫作品や、幻想的な「in the frame」シリーズなど、作家の世界観を代表する作品約50点展示、そこに作家が今までに紡ぎだしてきた言葉を作品と合わせて展覧いたします。
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