第一回に続き今回のメインビジュアルも、ビジュアルデザインチームIF OFFICEの馮宇氏が担当。非日常的な視点から、馬祖の日常の美しさを表現しました。さらに、馬祖出身の現代書画の巨匠であり台北海洋科技大学名誉教授(前副学長)の陳合成氏に題字を依頼。柔らかくも力強い毛筆文字で現代的なデザイン思考と伝統的な書画文化エッセンスを融合させ、懐かしくも新しい豊かさを表現しました。
デザイナー、馮宇氏は、メインビジュアルは4つの郷と5つの島からなる馬祖の貴重で代表的な7ヶ所の日常風景に基づいていると話します。例えば南竿の養殖漁業の浮き、北竿の馬祖魚麺、芹壁集落の屋根石、南竿は八八坑道の陳年老酒と津沙の砂浜、東莒は東洋山の断崖と東引の一線天。著名な写真家、鄭鼎氏と林科呈氏が非日常的で独特な視点から、見慣れているのに新しい馬祖の印象を切り取り、完全な島嶼の姿を描き出しました。また山から海、伝統的な文化から建造物まで馬祖ならではの色合いと題字を組み合わせました。「生紅」から「過夏」の時の流れを表し、豊かな風景や文化的特徴を色鮮やかに表現しました。
第二回馬祖ビエンナーレは9月23日に開幕します。9つの異なる展示プログラム、65の作品をお楽しみいただけます。
開催に先駆けまして、日本最大の台湾カルチャーフェスティバル「TAIWAN PLUS 2023」と連動し、日本において馬祖の雰囲気、魅力を体験していただけます。
この秋は馬祖へ、芸術の醸造、文化の発酵、そして馬祖ならではの魅力を体験できるアート旅行に出かけませんか?
第二回馬祖ビエンナーレ(馬祖国際芸術島)、初秋に開幕
・開催期間:2023年9月23日(土)〜2023年11月12日(日)
・公式サイト:https://matsubiennial.tw/
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