さいたま国際芸術祭は、2016年から始まったさいたま市を舞台に3年に一度開催される芸術祭。開催以来、文化芸術を活かした地域の活性化や都市の魅力向上を目指し、文化芸術都市としてのさいたま市を創造するため、国内外のアーティストと共に展開している。市民と市民、市民とアーティスト、アーティストと地域が交流する機会を創出する「共につくる、参加する」市民参加型の芸術祭として、さいたま市内で広く開催している。
東京ビエンナーレは、東京のまちに国内外から幅広いジャンルの作家やクリエイターが集結し、まちに深く入り込み、地域住民の方々と一緒に作り上げていく芸術祭。2回目の今回は「リンケージつながりをつくる」がテーマ。人間関係だけではなく、場所、時間、人、微生物、植物、できごと、モノ、情報などあらゆる存在が複雑に関係しながら、刻々と変容していく世界に生きているからこそ見いだされていく「関係性=つながり」を表現します。
烏山秀直は「点」をすべてのはじまりと仮定し、その「点」を一つ一つ「置く」ことによって作品を制作しているアーティスト。身の回りのものから顔料を作り、オリジナルの「絵具」にして創作。この興味深い絵具たちは、絵画をどのように変化させ、とどまらせるのか、烏山自身にも見当がつきません。絵画はいつはじまって、どこで「なる」のか。ゆっくりと流れている烏山の“絵画になる時間”を、多くの方と共有します。
本展覧会では、国内に残る稀覯本や資料によってカカオの通った道を紹介し、人々がカカオを受容した歴史と文化を紐解きながら、チョコレートにまつわる現代美術作品や、チョコレートに見立てることを楽しむ工芸的作品などを紹介します。「特別な何か」を渡す機会と現代の贈与のかたちをチョコレートを通して考えます。
現代美術家・横尾忠則が、寒山拾得を独自の解釈で再構築した「寒山拾得」シリーズの完全新作102点を一挙初公開。このシリーズは、寒山と拾得という、唐時代に生きた伝説的な2人の詩僧をテーマとしたもの。約1年に渡る制作活動によって生み出されたこのシリーズは、まさに画家の自由な精神活動の中で描き出されたもの。寒山拾得が身にまとうものや、手にするもの、そして彼らの振る舞いが、画家の精神のめくるめく冒険のなかで、一日一日、広大な宇宙を逍遥していきます。
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